アレクサンダーテクニークってなんだろう?
- YUKIKO
- 2022年2月26日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年3月11日
アレクサンダーテクニークってよく聞くけどなんの事?
アレクサンダーさんが自身の不調に対し、不調の原因をとことん研究し、理にかなった身体の使い方に焦点をあてました。次第にその時の心の状態が身体への影響を及ぼす事が分かりました。
その方は朗読家で、舞台に立って話すことがお仕事でした
ある日、舞台上で、
なんだか声が出づらいなぁ、、
そんな日が続き、やがて声が出なくなってしまった
普通に生活していると声は出るのに、舞台に立つと出なくなる
お医者さんに通ってもダメ、精神科に通ってもダメ
アレクサンダーさんは途方にくれたそうです
ここでのポイントは
『普通に生活している時と舞台に立っている時で身体の使い方が変わってしまう』
ということ。
誰に聞いても答えがわからなかった、だから自分で自分の研究を始めました
まずは鏡の前で普通に話してみる、次に舞台を想像して話してみる
すると、舞台を想像すると自分の身体に変化が起こっていることに気付きました
変化というのは一つではありません、体は全て繋がっているので、自分の身体に起こっているすべてのことを一つ一つ紐解いていきました。
それには莫大な時間と労力がかかったそうです
この発見というのは他の部分やシチュエーションにおいても私達にとっても役に立つことばかり
本番では緊張や不安、精神面にも身体にもとても負担がかかりますよね
そんな時に身体におこる微かな変化や、
予測しての対処法を
知っていてやらない
知らないで出来ない
大きく違う事ですよね
スポーツ選手は皆技術だけではなく身体の理解、メンタルも鍛えております
アイススケート選手の羽生くん(オリンピック後なので)とかまさに
音楽家も人前に立つ、一回きりの本番、楽しさもあるけど、その分重圧も大きい
スポーツ選手も音楽家も同じですよね
自分の心と身体を理解して自分で一番良い状態にコントロールする
自分の面倒を自分でみられるようにする
これがアレクサンダーテクニークの本質かなと思います
コメント