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クラリネットを通して①

  • 執筆者の写真: YUKIKO
    YUKIKO
  • 2021年7月3日
  • 読了時間: 2分

お久しぶりです。

題名の通り、本日はクラリネットを通して経験した苦しくて沢山泣いたけど、宝物のスランプ期、支えてくれた多くの素晴らしい人達に感謝の意味を込めて書いていこうと思います。



楽器を続けるということは簡単なことではありません。

調子の良い時もあれば悪い時もあります。


では悪い時とは、、?

十人十色でみんな一人一人悩みは違います。


私は手でした。

初めは少し塞がりが悪いな、と言うところから考えれば考えるほどクラリネットの持ち方がわからなくなって楽器が持てなくなりました。


初めは誰にも言えませんでした。

音楽を続ける、まだ芽が出てない、スランプ?今?言えない、誰にも、、、。

悩めば悩むほど心も身体もボロボロ、毎日毎日泣きながら楽器を吹いておりました。


このままじゃまずい、一人でも限界、不調になったことを周りの人に話すようになりました。

でも、周りには私と同じ悩みを持った人はいなかったのです。


『楽器ってどうやって持ってる?』

クラリネットをやってる仲間にも、他の楽器の人にも、親にも一回持ってみてと楽器を持ってもらって指の形、腕を観察しました。

でも全くわからなかったのです。


何かがおかしい。

痛いわけではないし、、、

整骨院?病院?

違う。

ジストニア?

調べたけど、なんだか症状が違う。

変な癖がついてしまった?

それだ!治さなきゃ。

どうやって、、、、?


自分で治すしかない、変な癖は自分で治す、これしか方法がない。

そう思って1年半。

試行錯誤しました。

サムレストの位置を変えたり、親指にお化粧用のクッション巻いたり、椅子の滑り止めみたいな丸いクッションをつけてみたり。。。


少し良くなった!次の日になるとまた振り出し。。。

今月中に治そう、来月には!

次第に、これって治るの?

楽器やめなきゃいけないかも。

でも、一度出来たんだから必ずもう一度できるしなおると信じておりました。

そんな時は昔の録音を聞いて、この時よかった、でももっと良い音のイメージは私の頭にある。

指が治ったら一気に上手くなる。

今を乗り越えれば。

やりたい曲は沢山ある。


できる状態で楽器をやめるのと、スランプのまま楽器をやめるって全然わけが違います。

やめたくなかった。


しかし当時は人前で吹ける状態でもなかったので狭い場所で身体も縮こまって、段々息も浅く、音も汚く、心も沈み、夜も眠れない、夢でも指のことを夢に見る。

常に焦りとイライラと、、、。


心と身体のバランスが完全に崩壊しておりました。


楽器というのはとても繊細で、心と身体のバランスが悪いと楽器も不調になります。


ちゃんとした睡眠、食事、ほどよい運動は楽器にとっても栄養なんです。(と学びました)


続く


 
 
 

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