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クラリネットを通して②

  • 執筆者の写真: YUKIKO
    YUKIKO
  • 2022年1月6日
  • 読了時間: 2分

コロナで世界が止まって、自分の時間も止まりました。


毎日1人で練習をしているけれど音は汚い、音程は悪い、、、。

なんでこんな状況になるの、何が悪いの、毎日泣いて過ごしてました。


周りに同じ症状の人がいないから、共感は得られず、解決策も見つからない。


身体が透けて骨がどんな動きをしているか分かったら解決するのかな?

とか

私の脳の中にクラが吹ける誰かが入って感覚をもう一度思い出させてくれないかな

とか

こんなことを考えておりました。


人前で吹けなくなって半年。


このままじゃいけない、自分がやりたいことを思い出して。

なんで音楽をやる必要が自分にあるか、なんでクラリネットを吹くのか、なんで今やめられないのか、ひたすら自分と向き合って、考えて、、、そこで考えついたこと。


それは、人前で演奏する機会をつくろう。


人前で吹く機会があれば、どうにかして吹けるようになるはずだ。

コロナで演奏もストップしているから、演奏の機会を探すのは大変でした。

待っても来ない仕事は、、自分からとりに行く。


自分で売り込みに行きました。


そこでやっとつかんだ本番!!!


やっとつかんだけれど、、、、指が調子が悪いのは変わらず、怖い、。

気持ちがズドンと底にまで落ちました。


でも来る本番は投げ出したくない、

そこで立ち上がれたのは、楽器をやめたくない、ここで負けたくない、ただそれだけ。


あとは、、、


信じていました。

自分はいい音楽をお届けできる、、と。



立奏はどうしても厳しかったので、座って吹かせてもらう。


楽器を指だけで構えられないから、

足で支える。


吹く方法はいくらでもある。


固定概念に縛られなければ、やり方を自分でつくってしまおう。


結構な強い気持ちで演奏をする場に戻ってきました。


久しぶりの人前での演奏。

良かったよ、クラリネットってこんな暖かい音するんだ。

嬉しかったです、

嬉しいと同時に、もっとチャレンジしよう、もっと這い上がれる、そんな気持ちにもなりました。


演奏は常に全力、一期一会のお客様の心へ、明日へ届ける


生半可な気持ちで人前に出てはいけない、今まで以上に神経をすり減らして演奏していた自分にも気付きました。


スランプは色んな気づきを与えてくれました。





、、ここでこの話は終わりではありません、まだまだ続きます。



 
 
 

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