雪の日の思い出
- YUKIKO
- 2022年1月7日
- 読了時間: 1分
何がなんでも合わせには遅刻してはいけない。
何故なら、そのパートがいなくては練習にならないから。
皆の大事な時間を無駄にしてはいけないから。
当たり前のことですね。
学生の時、大雪が降って、でもお昼過ぎから合わせ。
車もバスも動いていない。
電車は遅延。
でも合わせが入ってる。
何がなんでもいかなければ、、
私の隣の駅が大宮駅でした。
私の家から大宮駅までは7キロほど。
大宮駅につけばなんとかなる!
そう思い、長靴を履いて、楽器を持って、雪道をもくもくと1人歩いて向かいました。
(懐かしい、、)
人も歩いてない、車も通っていない、薄暗い中を歩く。
何を考えながら歩いていたのかはもう忘れましたが、、
2時間かけて大宮駅に着きました。
そこで一本の連絡。
『本日大雪で来れない人が何人もいるため中止にします。』
、、、、ですよね。
早く確認すれば良かった、、、寒い、帰りどうしよう、時間制限はないからいいか。
電車に乗ってこの先を考えたら早めで良かった。早めで。
そんな思い出がありました。笑
7キロは距離がありすぎますよね。
でも偉大な音楽の父バッハは、演奏会のために400キロもの道のりを歩いて向かったこともあるそうな。
今と昔でも遠いものは遠いし、疲れるものは疲れる。
けど、それほど聴きたい音楽があったのかと思うと、情熱が凄まじいなと思いました。
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