top of page

頑張って速いパッセージを、、注目する先は、指なのでしょうか?

  • 執筆者の写真: YUKIKO
    YUKIKO
  • 2021年12月23日
  • 読了時間: 2分


私はちょうど2年前に楽器が持てなくなるというスランプになりました。


そこからゆっくりのペースで、少しずつ本番を重ねるごとに課題を一つずつクリアしてようやく人前での演奏に対して、


今日指がうまく塞がらなかったらどうしよう、

人前で音が出なくなったらどうしよう、


から


こんな風な音を出したい

こんな風に吹きたい

聴いてる人に音楽を、この良さを伝えたい


と自分の気持ちの変化がありました。


前者の心配は本当に苦しくて怖くて、ネガティブでいつも不安と隣り合わせでした。


後者、今はポジティブな内容、そして自分を信じられる状態まで回復して来ました。



自分自身でも、あの頃のことを考えるとよく頑張ったなって思います(°_°)


そして、今問題に思っていることがありました。

それはクラリネットでいう

D→F 中音域

の運指がうまくいかない、指に不調を持つ前はあんなに簡単にできたのに。


右手の薬指、中指が同時に上がってくれないという問題を持っておりました。


私は一人で練習する際に着目していたのは『指先』


アレクサンダーとは身体の仕組みを理解すること、この事をふまえて上記の問題に取り組むときに注目する場所は


『腕』でした。



腕には二つの骨があり、その骨が交差したり平行になったりして手のひらを上にしたり下にしたりします。


ほんの少しのことですが、指を上げるときにこの腕をパタンパタンと返す動きを利用してみると、指がとても動きやすくなりました。



腕の返しがうまくいくように、ヒジから指先を硬くしすぎないこともポイントです。


そこに息がしっかり入ると、やらづらかったのが嘘のように指先が動きやすくなりました。


腕との連動ですね。



何か問題が発生すると、先端や起こった問題のみに意識を向けがちですが、実はもう少し長い目で周りを見る、そして根本的な場所を見直すことで解決することがあると学びました。












 
 
 

Comments


記事: Blog2_Post
  • Facebook
  • Twitter
  • LinkedIn

©2020 by terashimayukiko。Wix.com で作成されました。

bottom of page